神社にいる人たち

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巫女(みこ)の「巫」は「かんなぎ」とよみますが、どんな意味ですか

「巫女」は「神子」とも書き、神職(しんしょく)の仕事を補佐する役を担った女性のことをいいます。通常は、白の着物に緋(ひ)の袴をはいた姿で神に仕えて、神楽(かぐら)を舞ったり祈祷(きとう)を行ったりします。 かつて巫女は、祭りを司る中心的役割をもった司祭者であり、生者や死者の霊魂を招いては、自分の口か...
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巫女(みこ)さんの装束について教えてください

普通巫女さんは、白衣に緋袴(ひばかま)(赤い袴)を着ています。お祭りの時など舞を舞って神さまにご覧いただくときには、略式では左のような千早を着て、花簪(花がついたかんざし)を頭に付けます。手には、五色絹がついた鉾先舞鈴・神楽鈴、また桧扇や舞扇を持ちます。神主さんと同じように、舞の正装もあります。小忌...
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神職(しんしょく)が笏(しゃく)を持っているのはなぜですか

今では、「笏」を持つことは神職に限られていて、神職には欠かすことのできない持ち物の一つとなっています。しかし、かつては官位ある人であれば、儀礼用の服装をするときに、必ずこの笏を持ったものです。 笏は、欽明天皇の頃(六世紀)に、中国から伝来したといわれており、中国においては、役人が君命の内容を、忘れな...
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神職(しんしょく)の職階にはどんなものがありますか

「神職」とは、神さまに奉仕し祭儀や社務などを行う者の総称です。「神官(しんかん)」とか「神主(かんぬし)」ともいわれています。神主という語には、古くはお祭りをつかさどる祭主、神社における司祭著という意味があったようですが、今日では神職と全く同じ意味で使われています。 それから、神職の職階による呼称で...
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氏神様の総代とお寺の総代を兼ねることはおかしなことですか

神社の総代と寺院の総代とでは、その意味も異なってきます。このため、二つを兼ねること自体を矛盾と捉える考えもあるようですが、日本人特有の信仰や歴史的な側面を考えた場合、こうしたことが決して矛盾することではなく、また間違ったことではないことに気づくのです。 仏教の日本への伝来は六世紀半ばといわれています...
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ここの神社には宮司は何人いるのですか?

宮司は各神社に1名代表役員としている神職(神主)の役職のことです。 その他にも権宮司・禰宜・権禰宜等の役職があります
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神主さんは巫女さんとは違うのですか?また何をしている方なのですか?

神職(神主)には男性も女性もおりますが、いずれも神様と参拝の方の仲を執り持つ仕事をしています。巫女さんはその神職さんの仕事を補佐する仕事をする女性の方で通常は緋袴という赤い袴をはいています。男性にも「みかんなぎ」といった神職の補佐をする方が奉仕する事もあります。
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巫女さんはなぜ赤い袴をはいているのですか?

天の岩戸の前で神楽を舞われた古事の遺風を伝えていると考えて良いのではないでしょうか。