お祭りのこと 山車は神輿と何が違うのですか? 鉾の上に髯籠(ひげご)という竹の編み残しのような物を「出し」といいますが、それは神様の依代(よりしろ)としてのものです。 神輿は直接神霊を移動させるものですが、山車は回る町々各所に神をお招きする意がつよいものです。 お祭りのこと
人生儀礼と年中行事 初詔・初宮のお参りは大きい神社へ参拝した方がよいのですか? 赤ちゃんが生まれ産湯を使いますが、産湯はその土地の水が使われ、それはその土地の氏神様の御加護のある水です。その土産(うぶすな)の湯に浸ることにより、産子すなわち氏子となるといわれます。 その初めての恵みに感謝する事。それは初めてのお宮参りをする事にも通じ、まずは氏神様から詣でることが望ましいでしょう... 人生儀礼と年中行事
授与品のこと このお守りは何に利くのですか? 特別に厄除けや縁結びの祈願をされたお守りや札もありますが、基本的にはお守り・お札はお医者様の薬とは違い、何に良く利くといった特効薬とは違います。常に神様の御恵みに明き清き心を以て感謝し、御守護いただくためのものです。 授与品のこと
出張祭典 地鎮祭等のこちらへ来ていただくお祓は氏神様に御願いしたほうが良いのですか? 地鎮祭は様がたの土地に係わる神々へその土地に触る前に祈願するお祭りです。普段よりその地域をお守り戴いている氏神様にお願いし、一層の御加護のもと平穏に生活をおくれる様、氏神神社へお願いするとよいでしょう。 出張祭典
出張祭典 上棟祭について教えてください 上棟祭は基礎工事が終り、柱が立ち棟木が上がった時に行うお祭りで、中央の柱に御神名を記した棟札を付け、建物の堅固長久と工事の安全をお祈りするお祭りです。 古くは上棟祭にお餅やお金が沢山撒かれ、建築に関しては一番賑やかなお祭りです。 出張祭典
出張祭典 竣工祭について教えてください 建物が完成し入居する前に行う神事です。新築した建物を祓い清め、永く久しく安全、堅固であることと、その家に住む人々の繁栄を祈願します。 建物の中心となる部屋に祭場を設け、建築に関わる神様をお祭りします。 新しい建物をお祓いすることにより住む人と建物が調和し、住む人の健康と繁栄につながり建物は安住の地と... 出張祭典
授与品のこと 御札はどこに貼ればいいのですか? 御札は切札のように薄紙で奉製されているものは柱などに貼る場合も在りますが、神宮大麻や氏神様の札はもっとも清浄な場所へ置いて祀るとよいでしょう。向きは南か東に向くように祀るとよいでしょう。 授与品のこと
いろんな疑問 お人形を焼いてほしいのですが? お人形を焚きあげる神事を行う神社やお寺もありますが、神社境内でのお焚き上げは神様の札・守が一般的です。人形は神社に持込まず神主さんに自宅でお祓してもらう方法もよいかと思います。 いろんな疑問
いろんな疑問 てるてる坊主はどういうふうに処分したら良いでしょうか? てるてる坊主などはお酒や塩をかけお礼をして川へ流す方法が取られてきましたが、昨今では環境問題などで川へも流せなくなってきました。お礼の後、一斗缶や小型の焼却炉等で自宅で焚き上げる方法も良いのではないでしょうか。 いろんな疑問
いろんな疑問 だるまをお焚上げしていただけますか? 達磨はお大師様の信仰からのもので七転八起といわれ受験中や商売繁盛などの縁起に授与されているようですが、受けた寺院へその結果の御礼をして供養する事が良いでしょう。 いろんな疑問
神社の施設 狛犬はどっちが雄ですか? 狛犬は神様のお使いとして神前をお守りする役目があり、左右対称に置かれて居ります。向かって右側を陽、左を陰とすると右が雄左が雌と言われる事もあるようですが韓より日本へ伝わり、神の使いとして性別はないものともいわれます。 神社の施設
神社の施設 井戸水が欲しいのですが有りますか? 方除などで神社へお水取りに参拝される方は井戸水がその土地の水として探されることが多いようですが、都内では井戸掘りも規制される所が多く、探す事はなかなか難しい様です。神前にてお祓をしたものを浄水として分けて戴ける神社も多くあります。ボトル入りで頒布されているところもあるようです。 神社の施設
神社にいる人たち 神主さんは巫女さんとは違うのですか?また何をしている方なのですか? 神職(神主)には男性も女性もおりますが、いずれも神様と参拝の方の仲を執り持つ仕事をしています。巫女さんはその神職さんの仕事を補佐する仕事をする女性の方で通常は緋袴という赤い袴をはいています。男性にも「みかんなぎ」といった神職の補佐をする方が奉仕する事もあります。 神社にいる人たち
神社の施設 神社にはトイレが少ないのはなぜですか? 木々の自然を感じ取り心を静める意味では公園と環境が似ていますが、神社は公園とは異なり、清浄なる神域を守るべきところです。ゆえにトイレは少なくなります。 神社の施設
神社の施設と祭具 茅の輪とは何をするものなのですか? 蘇民将来の兄弟の神話がありますが、翁に誠意を尽くした弟の蘇民は翁より「茅の輪」を持つ様すすめられ、家族共々疫病からのがれ子孫繁栄したそうです。 夏越の大祓にあわせ、社頭に茅の輪が作られ、それをくぐることにより疫病や罪穢を祓うものです。 先ずは輪をくぐる事ですが、左右左と8の字を書くように三回くぐると... 神社の施設と祭具
いろんな疑問 千社札はなぜ神社やお寺に貼るのですか? 千社まいりをする時にその家の屋号や生地・名前などを和紙に刷り、神社に貼り歩きます一社に幾度もお参りするより千社にお参りしたほうが御利益があると言った信仰からのもので平安末期には行われていたようです。 神主さんに貼ることを伺ってから貼るとよいでしょう。 いろんな疑問
お参りのしかた 二拝二拍手一拝はなぜするのですか? 古くは貴人に対しひざまづいて拝礼をし相手を敬う気持ちを表したといわれ、人に対しても拍手をしていたようです。 敬意を表す参拝の作法となっています。 賜り物や食事を戴く時にも感謝の意を込めて拍手を打ちます。 お参りのしかた
神社の施設と祭具 瓦屋根の裏に名前を書いて奉納するのはなぜですか? 奉納することにより神への感謝の意を表わし、より神の近くに名をおき、御加護戴けます様祈ります。瓦屋根などは何百年も御社を雨風からお守りするのです。 神社の施設と祭具