赤ちゃんが生まれ産湯を使いますが、産湯はその土地の水が使われ、それはその土地の氏神様の御加護のある水です。その土産(うぶすな)の湯に浸ることにより、産子すなわち氏子となるといわれます。
その初めての恵みに感謝する事。それは初めてのお宮参りをする事にも通じ、まずは氏神様から詣でることが望ましいでしょう。
近代になって病院等で生まれる事も一般的ですが、氏子の近年の解釈には地域社会に住み、働く人々という解釈がつかわれ、やはり日常生活の守り神である氏神様へまず詣でて、その後、崇敬神社に神詣ですることは良いことでしょう。