干支とは、十干(じっかん)と十二支を組み合わせた六十周期の数詞のことで、十干十二支とも言います。
十干には、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の十種類があり「え(兄姉)」と「と(弟妹)」が交互に訪れることが「えと」と呼ぶ所以と考えられています。
生まれて六十年経て干支の組み合わせが一巡し、生まれた干支に還ることを「還暦」と呼びお祝いをします。
干支は暦だけでなく長寿を皆で祝う指標でもあるのです。