天神様は菅原道真公をお祀りしています。
平安時代、政敵のはかりごとによって太宰府に左遷させられた道真公は京都へ帰る夢もかなわず太宰府でなくなりました。ほどなく都では天災が続き、政敵一門に死者続出の異変が起き、それらは道真公の怨霊のなす業と恐れられました。朝廷では道真公の霊を鎮めるために北野に神社を建てて道真公を天満大自在天神・太政威徳天としてお祀りしました。
天満宮、天神様は全国に一万余社あり、生前の道真公が学問・詩歌・文筆にすぐれていたところから進学・合格祈願の神として信仰を広く集めています。