家庭でお神札(ふだ)をお祀(まつ)りするとき、どんな祭器具(さいきぐ)が必要ですか

お家のお祭り

 「榊立(さかきた)て」は榊を立てて神さまにおあげするためのもので、神棚の左右に置くために一対(いっつい)用意します。「瓶子(へいし)」は蓋(ふた)つきの器で、これには酒を入れます。これも一対用意します。「平瓮(ひらか)(土器(かわらけ)ともいう)」は米や塩などを盛るための器で、大小さまざまの種類があります。「水器(すいき)」は水を入れるための器です。これらの他に、常に神前を明るくするために「神灯(しんとう)」も一対用意します。 神灯は、神社に灯籠(とうろう)があるのと同じ意味合いで、神棚にも灯(とも)すわけです。 種類や大きさはさまざまですが、最近では電灯式のものが多く見られます。
 以上の祭器具は、どれも神具店などで求めることができます。求める際には、神棚に合った大きさのものを選ぶように注意して下さい。